今の日本、今の時代を支える国、社会、学校、会社、たくさんの人々。そして家庭、生活、暮らし、子育て。勉強、恋愛、仕事、家事。多くのことを支えているのは紛れもなくメンタルです。

メンタルとは精神のこと。

精神とは、心とは。もしかすると世間的に精神や心は混同されているかもしれません。魂というのも判断が難しいものです。

これは、存在というものの本質を見抜く必要があります。

あなたという存在は意識です。人間と思しき自分（肉体）は、あなたであって、あなたでもないと言えます。

脳には思考があり、「自分」「私」と判断していますが、本来、あなたという存在は、思考が作り出す自分ではありません。意識なのです。

その意識を魂と呼ぶこともできます。

本来のあなたである、意識そのものの気持ち。それが心です。

精神というのは、人間と思しき自分、つまり、限定されたあなたの気持ちのことを言います。

では、どうしてメンタルが大事なのでしょうか。

肉体と精神は決して分離したものではなく、繋がりを持っています。交感神経と副交感神経。自律神経、ホルモンバランス。あなたの精神は肉体に影響を及ぼします。

あなたの精神が乱れる時はどんな時でしょうか。それは、ストレスを感じた時です。

思考による物事の判断。たとえば善悪、正しい間違い、好き嫌い、愉快不愉快、そういった二極の判断により、思考が裁き、ジャッジすることであなたの気持ちが変化します。

その際、嫌な気持ち、不快な気持ちを感じたり、抑えたりすることで、ストレスが溜まります。そのストレスを運動や遊びや会話などで上手に発散することができれば良いのですが、翌日に持ち越したりして溜まっていくと、いよいよ精神に異常をきたしたり、やがて肉体に悪影響を及ぼしたりするというわけです。

たとえばメンタルが整っていないと、あらゆるパフォーマンスに影響を及ぼします。

スポーツであれば己のパフォーマンス、勉強であれば記憶。家事であればやる気など。些細なことでもパフォーマンスが落ちてしまいます。

スポーツであればレギュラー、試合結果、仲間へのアシストなどに影響が出るでしょう。勉強であれば試験結果、成績などに影響が出ますし、家事であれば料理をしたくない、お風呂に入りたくない、掃除をしたくない、洗濯をしたくないといった、そういったやる気の喪失にまで繋がったりします。

メンタルの向上。その前に、先ずはメンタルを整えることが必要です。ストレスをいかに発散するか。

スポーツマンであればスポーツ以外の趣味を持ったり、変わったことに興味を持つことも大事です。同じスポーツ選手以外の人との会話なども良いでしょう。

勉強も同じです。勉強ばかりではなく、遊ぶことも大事です。たとえ試験が近かったり、どうしても勉強に集中したい時も、勉強以外のことに意識を向けることは必要です。どんな時も息抜きは必要なのです。それは、より良い成績を取るためにも大切なことです。

家事も同じです。一日中、家事ばかりしていては気が滅入るのもしょうがないです。いかにストレスを発散するか。家事が一先ず片付いたら好きなことをしましょう。趣味を持つのも良いです。今までやったことのない真新しいことにチャレンジするのも良いでしょう。新しいことにチャレンジすることで、脳も喜ぶのです。

そうしたことの繰り返しです。メンタルも鍛錬により向上できます。

いかにメンタル、つまり、精神性を向上させるか。

肉体の健康も大切ですが、精神的な健康も本当に大切です。

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