慈恩保の怪談話

慈恩保の怪談話
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■怪談好き、大絶賛! 完全実話の体験談!

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恐怖の実話がノンストップ!

怖がりだけど、怪談大好き。ガチな体験談が読みたい。
そんなあなたにお届けする、ベストセラー「神様より」著者、慈恩保、渾身の一冊。

ただ、一言。恐い!(読者感想)


一瞬ですが、人形が転がっていった草むらに、おかっぱ頭の女の子が立っているのが見えました。 妻に、どうしたのかとすぐに訊かれましたが、疲れていて少しだけパニックを起こしただけだよと、僕は上手く誤魔化しました。それを話すことにより、自分の身の危険だけなら良いのですが、周りをも巻き込んでしまいかねないと思ったからです。妻もそうですが、小さな我が子を危険な目に遭わせるわけにはいかないと思いました。 僕は、そのとき見た人形に、十分過ぎるほどの心当たりがあったからです……。 (本編、「しかばねからくり②」より)

 

 

慈恩保の怪談話 目次

 

染み

ホテル別館

通勤ルート

大雪の夜

便乗

残影

巡回

タンスの中

鍾乳洞

首なしの彼女

布団の外

友人宅より

憑依

地下室

異形

しかばねからくり①

しかばねからくり②

しかばねからくり③

あとがき

 

 

これは、怪談が大好きな人に捧げる、僕の実話集です。 最初で最後のベストアルバムとでも言うのでしょうか。そのくらいの意気込みで、僕が自信を持って語れる体験談を集めてみました。

 

僕は以前、「餓龍(がりゅう)」というペンネームでも怪談話を書いていまして、もしかしたらそのときの作品をご覧になった方もいるかもしれませんが、その当時の作品を読んだ方にも十分楽しめるよう、すべて新たに書き下ろしています。

 

そんな中、僕の怪談話で最恐だと自負する「しかばねからくり」を掲載しました。これは、僕にとって、挑戦です。今までの僕なら、自分への祟りを考慮し、到底本などには掲載出来ない話でした。

 

恐がりだけど怪談好きな方へ、お願いがあるのですが、この「しかばねからくり」を途中まで読んで、「この話、恐い」と言って止めてしまうと、不快な気分が残ってしまうかもしれません……。なので、ぜひ、勇気を持って最後まで読んで欲しいと思います。

 

僕の体験談の他に、僕の妻の体験談も掲載しています。妻は無類の怪談好きで、とにかく読んだり見たり聞いたりキャリアも長く、傍から見ても、この怪談好きっぷりは凄いと思うはずです。 原稿を書き上げた後、妻に読んでもらいました。ある意味、僕が恐かったのは、妻の感想だったのは言うまでもありません。

 

そんな中、こうして本が完成出来たのは、なんと言うか、光栄な気がします。すべての怪談好きへというのはおこがましいかもしれませんが、少しは時を忘れて楽しめる作品が揃ってると思いますので、温かい目で読んでみてもらえれば嬉しいです。そして、僕の作品が、怪談好きの方々の口元を、少しでもニヤリと歪めることが出来ることを祈って……


怪談は苦手だったのですが、慈恩さんのファンなので勇気を出して買いました。感想は、驚きと感動。本当に恐かったです。作り物ではなく、本物の恐さを感じました。中でも、友人宅よりという話が一番恐かったです。切り札が効かない恐怖。得体の知れないものがやってくる恐怖。自分だったら耐えられません……。

最初で最後とは言わず、第二弾を期待します。心待ちにしています。よろしくお願いします。

(20代 男性)


怪談モノは大好きで、ほとんど怪談モノしか読みません。実話とのことで購入しました。

構成もそうですし、内容も素晴らしく感じました。怪談好きの私には、本当に嬉しい本でした。

(30代 女性)


一話一話、じっくりと読ませていただきました。とても恐かったです。そして、楽しめました。しかばねからくりは恐くて、でも、最後は感動しました。

一話から九話まで、徐々に徐々にやられてるのは感じてました。案の定、十話でドカンとやられました。そしてまた、十一話から徐々に徐々にやられ、十五話くらいからクライマックスにかけてズドン! とことんやられました(笑)。

何度も読める怪談話は、私にとっては珍しい。次回作も期待しています。

(40代 女性)


完全実話の恐怖体験!
驚愕の二十話、完全収録!

 

タイトル「慈恩保の怪談話」

著者 慈恩保

発売日 2017年1月1日

ASIN: B01MU0J1F1

 

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